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よたきち体験記
七階までのボタン戦争
強迫性障害と過ごしてきた時間の中から、今も時折思い出すワンシーンを綴っています。 私の職場は、大学病院に隣接する医学部の建物の七階にある。“医学部”という単語の持ついかにも重々しい感じと、“七階”という数字が示す地味な高さ。その二つが合わさる... -
よたきち体験記
自分の強迫性障害のことを、いま書く理由
強迫性障害について書こう。そう思ってこのブログを始めた。けれど、ふたを開けてみれば、並んでいるのは「治療法」や「症状の種類」といった解説記事ばかり。本当は一番書きたかった“自分の話”は、ずっと下書きフォルダの奥で眠っていた。 二十年以上もこ... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害と睡眠障害|“脳の暴走”で眠れない夜の原因と静め方
夜になって布団に入っても、頭の中のスイッチが切れずにぐるぐる考えが止まらない。「そろそろ眠りたいのに、考えが止まらない」——そんな夜が続くと、体も心もじわじわと疲れていきます。 強迫性障害(OCD)がある人にとって、夜になかなか眠れないという... -
強迫性障害の基礎
子どもの強迫性障害とは?見逃さないサインと親のサポート方法
「うちの子、どうしてこんなに手を洗うんだろう…」「宿題に取りかかるまでに、同じ確認を何度もしてしまう…」 そんな小さな違和感が、実は子どもの強迫性障害(OCD)のサインであることがあります。強迫性障害は「大人の病気」というイメージを持たれがち... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害は本当に遺伝するのか? 家族内発症率のデータ
「自分のこの症状、もしかして親から受け継いだのかな?」そんなふうに考えたことはありませんか。強迫性障害(OCD)を抱えていると、原因を探すうちに“遺伝”という言葉に行き当たることがあります。 実際、強迫性障害には“遺伝の要素”があることが研究で... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害の巻き込み|家族ができる対応と悪化を防ぐ方法
「また確認してほしい」「それは触らないで」——。 強迫性障害(OCD)のある人と暮らしていると、こうしたお願いや指示に日常的に巻き込まれることがあります。本人にとっては不安をやわらげるための大切な行動ですが、協力を続けるうちに家族の生活も強迫... -
コラム
強迫性障害に気づけない周囲が見落としがちな“サイン”
「あの人、ちょっと神経質なだけかと思ってた」——そんなふうに受け止めていた行動が、実は強迫性障害(OCD)という病気のサインだったとしたら…? 強迫性障害は、外から見ると「几帳面な人」「まじめな性格」と誤解されやすく、周囲の人が“病気だとは気づ... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害は再発しやすい?その不安にどう向き合うか
「また同じ症状が戻ってきたかもしれない……」そんな不安に、あなたは今、直面していませんか? 強迫性障害(OCD)は、治療によって症状が軽くなることも多い一方で、再発しやすいといわれる病気でもあります。たしかによくなったはずなのに、ふとしたきっ... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害で「記憶に自信がない」のはなぜ?確認しても不安が消えない理由
鍵を閉めた。ガスの元栓も確認した。手で触った感覚も、目で見た記憶もある。それなのに、少し時間がたつと「本当に大丈夫だっただろうか?」という不安が、静かに、でも確実に頭を占領してくる——。強迫性障害では、こうした「確認したのに終われない感覚... -
強迫性障害の基礎
強迫性障害の病識の壁|気づけないまま進むリスク
「こんなの、誰でも気になるでしょ?」「自分は潔癖なだけ。病気じゃない。」 そう口にする人のなかに、実は強迫性障害を抱えている人がいます。 強迫性障害は、不安やこだわりが強くなる病気です。ですがその症状は、本人にとって“正当で当然の行動”にし...