布団に入ったのに、頭だけがまだ暴走している。
今日あったことを思い返したり、どうでもいいはずのことが急に気になったり、「このまま眠れなかったらどうしよう」と考えて、さらに目が冴えてしまう——そんな夜ってありますよね。
体はもう休みたいのに、思考だけが止まらない。
考えごとをやめようとするほど、逆に増えていく。
眠れない夜が続くと、それだけで翌日が少し重たく感じてしまいます。
そんな夜に、そっと寄り添ってくれる本があります。
ここで紹介するのは、気合を入れて読む本でも、前向きにならなきゃいけない本でもありません。
眠れない夜に、思考のスピードをゆっくり落とし、心のざわつきを静かにしてくれる本を5冊選びました。
どれも、ページをめくるだけで「今日はこれでいいか」と思える、本当にやさしい本です。
“眠ろうと頑張る”より、“本を開いて過ごす”という選択のほうが、結果的に頭を休ませてくれることもあります。
よたきちここからは、よたきち自身が「夜に読んでよかった」と思えた本だけを選びました。
- 布団に入ると、考えごとが止まらなくなる
- 眠ろうとすると、かえって目が冴えてしまう
- 不安や反省が頭の中でぐるぐる回る
- 「今夜はどう過ごそう」と迷うことが多い

精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉
読んだ瞬間、肩の力がふっと抜ける“やさしい言葉の処方箋”
『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』は、Twitterで人気の精神科医・Tomyさんが発信してきた“心に直接届く言葉”をまとめた一冊です。
難しい説明はなく、ページをめくるだけでふっと肩の力が抜けるような、夜に読みやすい軽さが魅力です。
この本には、「他人ってガッカリさせていいのよ」「本当に悩むべきことは意外と少ないのよ」といった、ちょっとユーモアを含んだ言い回しで“不安から距離を置くコツ”を教えてくれる言葉がたくさん並んでいます。
考えすぎて眠れない夜、布団の中でページを開くだけで「あ、いまの私、力入りすぎてたな…」と気づける瞬間があるんです。
- 布団に入っても思考がぐるぐる回るとき
- 気持ちが沈んで眠れない夜
- 早朝に目が覚めて不安が止まらなくなるとき
そんなタイミングに、そっと寄り添ってくれる“深呼吸のような一冊”です。
- 「手放すこと」で心が軽くなる視点を、精神科医ならではの言葉でやさしく示してくれる
- 短くやわらかいフレーズばかりで、疲れた心にもすっと入りやすい
- “他人の期待を手放す”“悩むべきことは実は少ない”など、不安を減らす気づきが豊富
- 読むたびに響く言葉が変わり、何度も開きたくなる名言集のような構成
- 軽い読み心地なのに、心のざわつきをそっと静めてくれる一冊
「夜がつらい」と感じる日ほど、精神科医であるTomy氏の言葉が静かに効きます。
よたきち気持ちがざわつく夜って、誰かの言葉にちょっと寄りかかれるだけで、心の居場所ができるんだよね。

書く瞑想: 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される
考えの渋滞を、紙の上でそっとほどく本
布団に入っているのに、頭だけが目を覚ましている夜ってありますよね。
今日の反省や明日の不安、どうでもいいはずの確認が何度も勝手に再生されて、止めようとするとむしろ増えていく——あの感じ。
そんな“脳内の騒音”を力づくで黙らせようとするんじゃなくて、いったん紙の上に移してあげる。
その「頭の中をそっと外に出す」やり方を、ていねいな手順として教えてくれるのが『書く瞑想』です。
この本の中心にあるのは「感情ジャーナル」という書く習慣。
頭の中の言葉や感情をジャッジせずにそのまま書き出し、月に1回の振り返りで“書いたものを整理して気づきにつなげる”流れが組まれています。
日々のネガティブを紙に放電し、望みや大事にしたい方向を書いて充電する——そんな、思考と感情の絡まりを少しずつほどいていくプロセスが自然と身につくつくりです。
ジャーナリングの本はたくさんあるけれど、「書いて終わり」ではなく、振り返りまで含めて仕組み化されているのがこの本の強み。
眠れない夜に“答え”を出すためじゃなく、思考のスピードをゆるめる方法がほしい人に、すごく向いている一冊です。
- 考えを無理に止めず、頭の中のことをそのまま紙に出せる
- “書いて終わり”ではなく、振り返りまで含めた安心できる仕組みがある
- 紙とペンだけで始められるシンプルさで、続けやすい
- 不安やモヤモヤが強い日ほど、取り組みやすい流れになっている
頭のざわつきを、静かに紙へ流してくれる一冊です。
よたきち考えが止まらない夜ってあるけれど…この本は“ちょっと休んでいいよ”って言ってくれてる感じがして、読みながらふっと息がゆるみました。
ぴょんたうんうん。頭がバタバタしてる日ほど、こんな“ゆっくりの道案内”みたいな本ってありがたいよね〜。
「いつも不安で頭がいっぱい」がなくなる本
不安の“正体”がわかると、眠れない夜が少し静かになる
仕事のこと、家族のこと、将来のお金のこと…。
ひとつひとつは“そこまで深刻じゃないはず”なのに、頭の中では全部が同時に鳴り出してしまう。
気づいたら不安が天井まで積み上がって、心がずっと落ち着かない——そんな状態に、そっと名前をつけてくれるのがこの本です。
『「いつも不安で頭がいっぱい」がなくなる本』は、認知行動療法の第一人者・清水栄司先生が、不安の背景にある「全般不安症」という“考え方のクセ”を、専門知識をかみ砕きながらわかりやすく説明してくれる一冊。
- どんなタイプの不安があるのか
- どう考え方のクセが不安を増幅させるのか
- どんな行動を足す/減らすとラクになるのか
といった実践的な視点を、チェックリストやワークシートとあわせて整理できる構成です。
夜になると不安がふくらみやすい人ほど、「あ、これは性格じゃなくて“パターン”なんだ」と腑に落ちるところが多い本だと思います。
- 不安が消えない背景としての「全般不安症」という状態を、ていねいに解説してくれる
- 認知行動療法の専門家が、不安の思考グセをわかりやすく“見える化”してくれる
- 自分の不安パターンを知り、具体的な対処法まで学べる実践的な構成になっている
- チェックリストやトレーニング、習慣化のステップまで載っていて、日々の不安ケアに使いやすい
- “不安とどう付き合うか”という長期的な習慣づくりをサポートしてくれる一冊
頭の中だけで不安と格闘するのに疲れた人に、一度手に取ってほしい。そんな一冊です。
よたきち眠れない夜って、不安が勝手にふくらむけど…“これってただのクセかも”ってわかるだけで、心がすっと落ち着きはじめるんだよね。
イライラ、不安、無気力、トラウマ……負の感情がラクになる 「ポリヴェーガル理論」がやさしくわかる本
“なぜ不安が起きるのか” を身体の反応からやさしく理解できる
この本は、もともと難しいと言われるポリヴェーガル理論を、一般の人でもすっと読めるようにやさしく噛み砕いてくれています。
自律神経の働きや心と身体の反応を「赤・青・緑」の3色で表す“ポリ語”という独自の図解で説明していて、
「なぜ不安が急に強くなるのか」
「どうして夜になると気持ちが落ち着かないのか」
といった反応を“仕組み”として理解できるのが大きな魅力です。
「不安が止まらない」「体も頭も休まらない」という状態は、気のせいでも性格でもなく、“神経の反応パターン”として説明できる部分がある——そんな視点を初めて持てる人も多いと思います。
読んだあとに「なるほど、今の私はこういう状態だったんだ」と、不安の正体が少し見えてくる安心感があります。
ただし、ひとつだけ注意があります。
この本は“理論をやさしく理解する”ことに特化しているため、読んですぐに実践できるエクササイズや具体的トレーニングが豊富な本ではありません。
だからこそ、ここで得た理解をベースに、別のワーク本や実践的なケアと組み合わせるとより効果を実感しやすくなります。
眠れない夜に、「いま自分に何が起きているんだろう?」と不安になったとき。
その“ざわつきの仕組み”をやさしく教えてくれる一冊です。
- 不安やイライラが生まれる“心と身体の仕組み”を、やさしい図解で理解できる
- 自律神経の反応を「色」で示していて、今の自分の状態が直感的につかみやすい
- トラウマ反応や無気力の裏にある“神経の働き”を、責めずに受け止められるようになる
- 理論を知ることで「今のこれは身体の反応なんだ」と落ち着ける視点が手に入る
夜になると心がざわつく“身体の仕組み”を、やさしく理解できる一冊です。
よたきち夜って、不安が理由もなく大きく見えるけど…“身体の反応だったのかも”って思えるだけで、ゆっくり息がしやすくなるんだよね。

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門
考えを止めるのではなく、ただ“いまここ”に戻るための本
布団に入っているのに、「眠らなきゃ」「考えを止めなきゃ」と頭の中だけが走り続けてしまう夜ってありますよね。
そんなとき、実は私たちは“眠ることそのもの”をゴールにしすぎて、ますます眠れなくなっていることがあります。
『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない:マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門』は、
“幸福という結果”を追いかけるのではなく、“いまここ”の体験をそのまま受け入れることに目を向けさせてくれる一冊です。
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の基本がやさしく解説されていて、不安や考えごとを無理に消すのではなく、まず「そのまま居させてみる」という実践的な姿勢を教えてくれます。
この“受け止める”という考え方が、眠れない夜の思考ループを止めようとして力んでしまうクセに対して、そっとブレーキをかけてくれるんです。
結果的に、気持ちの緊張がほどけていく人も多いはず。
ただ、この本は「幸福になるコツだけを教える」ようなハウツー本ではありません。
ACTの流れに沿って、
- 自分の感覚を観察する
- 今の体験を受け入れる
- 大切な価値に向かって行動する
というステップをていねいに学ぶ構成になっています。
読む → やってみる → 少しずつ考え方が変わる、そのプロセスごと味わうタイプの本です。
眠れない夜、「なんでこんなに考えが止まらないんだろう」と自分を責めそうになったとき。
“幸福を追う”のではなく“いまここ”を感じるという視点は、静かな夜にそっと寄り添ってくれるはずです。
- 「幸福になろうとする」より「今の自分を受け入れる」という逆転の視点が得られる
- ACT(心理療法)をやさしく解説し、日常で使える考え方として取り入れやすい
- 思考ループを無理に止めるのではなく、“観察する力”を育てられる構成になっている
- 具体的な言葉や例が豊富で、実践につなげやすい一冊
- 幸福・不安・ストレスへの反応を“ありのまま”で見つめる習慣が自然と身につく
幸せを追いかけるのではなく、“いまここ”を感じる習慣を手に入れる一冊です。
よたきち眠れない夜って、“考えを止めなきゃ”って力むほど思考が増えるんだよね。でも、“そのまま見てみる”って発想は、意外と夜を静かにしてくれるんだよ。
まとめ:眠れない夜に、そっと寄り添ってくれる本があると心が少し楽になる
「もう寝たいのに…」と思えば思うほど目が冴えて、気持ちだけがどんどん先走っていく。
そんなとき、手を伸ばせば静かに待っていてくれる本が一冊あるだけで、夜の温度が少しやわらぐことがあります。
ページをめくるうちに、“考えごとの渦”がゆっくりほどけていったり、「あ、今のこれは不安のクセなんだ」 とふっと気づけたり、ただ物語の世界に身を預けられる瞬間があったり。
眠れない夜は、あなたが弱いからじゃなくて、今日一日がんばった心と身体が少し疲れているだけ。
そんな夜には、ほんの少しだけ、本の力を借りてみてください。
ひとつの言葉、ひとつの視点、ひとつの物語。
そのどれかが、「今日はこれでいいか」と思える小さな余白をそっと作ってくれるかもしれません。
あなたの夜が、少しずつ静かに落ち着いていきますように。
よたきち考えすぎてしまう夜って、寝れずにこのまま朝まで起きてしまうのかな…って不安になるけど、本の言葉がひとつあるだけで、気持ちの落ち着きどころが見つかるんだよね。

